オムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区)は、V2Xシステム「KPEP-Aシリーズ」を2023年5月に発売する。
電気自動車に貯めた電気を住宅(V2H)や施設(V2B)で利用するV2Xシステムとして「国内最小最軽量クラス」を実現。パワーコンディショナとEVユニットを分離して小型化したことにより狭小地への設置を可能にした。EVユニットは設置環境に応じて「壁取付タイプ」と「自立タイプ」が選べ、充放電ケーブルを収納するコネクタホルダは左右どちらにも設置できる。本体機器の重量はそれぞれ約25kgと、1人での運搬・取り付けも可能。
また、既存設備との親和性の高さも特徴で、メーカーを問わず既設の太陽光発電システムと接続でき、蓄電システム設置済みの建物に導入することもできる。重塩害エリアや積雪エリアに対応する製品も揃えている。
V2X用パワーコンディショナ:定格容量6kW未満、定格電圧AC202V、自立出力6.0kVA、屋外設置、外形450×562×232mm、質量約21.5kg。
EVユニット:直流入力[最大入力電圧]DC450V[入力電圧範囲]150〜450V、屋外設置、外形430×660×264mm、質量約27kg。
V2X用ゲートウェイ:屋内設置、外形75×120×29.5mm、質量約140g。
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