国土交通省は12月12日、2022度第2四半期に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5000者に対し実施した調査結果を発表した。リフォーム・リニューアル受注高は、2兆9565億円で、対前年同期比で2.3%減少した。このうち、住宅に係る工事の受注高は1兆177億円で、同2.8%増加した。非住宅建築物に係る工事の受注高は1兆9389億円で、同4.8%減少した。
住宅の工事種類別では、増築工事が185億円(対前年同期比30.1%減)、一部改築工事が250億円(対前年同期比3.2%減)、改装・改修工事が8177億円(対前年同期比5.4%増)、維持・修理工事が1565億円(対前年同期比3.4%減)だった。発注者は、個人6723億円(対前年同期比4.7%増)、管理組合1678億円(同16.5%増)だった。
用途別、構造別では、木造一戸建て住宅が4944億円(対前年同期比9.5%増)、コンクリート系構造の共同住宅が4029億円(同0.5%増)の順に多かった。工事目的別の受注件数(複数回答)は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」は169万8314 件(対前年同期比7.2%増)、「省エネルギー対策」が5万9063件(同5.4%減)の順に多かった。
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