NPO法人木の建築フォラムが主催する「第15回木造耐力壁ジャパンカップ」が9月15日~17日の期間、静岡県富士宮市の日本建築専門学校で開催された。
同大会は、一般公募による16体の耐力壁が出場し、予選と決勝トーナメント戦で対戦。耐力壁の強度を争うトーナメント戦では、チーム匠(アキュラホーム、東京大学木質材料学研究室、篠原商店)の耐力壁「紬(つむぎ)~evolution~」が優勝した。同チームは、デザイン部門賞、加工・施工部門賞も受賞した。
「紬(つむぎ)~evolution~」は、接合部に長ほぞを採用、間柱を互い違いに配置し、帯材を2本中間に配置した伝統工芸のはたおりをイメージさせるデザイン。大会公式記録の最大荷重は59.34kNだった。
総合優勝は、滋賀職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ滋賀)の「二代目ダイアゴナル」が獲得した。
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