コンクリート養生管理の自動化で温度ひび割れを防止

エコモット（札幌市）は、コンクリート養生向けの温湿度管理システム「おんどロイド」の採用実績が累計1500件に到達したと発表した。

おんどロイドは、養生中のコンクリート温度が適切かどうかを24時間自動計測し、養生管理の効率化と施工品質を向上するシステム。
専用の小型センサーで養生シート内、コンクリート表面および内部の温度・湿度を計測してクラウドサーバーに定期的に送信することで、離れた場所でもパソコンやスマートフォンで養生中のデータを確認できる。また、温度ひび割れの発生要因となるコンクリート表面と内部の温度差が警戒値を超えた場合にはアラートで知らせ、任意設定により散水ポンプやジェットヒーターを連動させて散水養生や温風養生を行うこともできる。

システム概要

利用イメージ

寒中コンクリートの養生管理で多数採用されたことにより、実績が伸びているという。