早いもので 2022年もあと少しで終わろうとしている。今年はどんな年であったのか?来年はどんな年にしようかと考えにふける毎日を過ごしている。住宅業界もあらゆる出来事があった。「脱炭素の前進」は大きなトピックスのひとつだろう。高断熱化や太陽光発電の搭載などは、私としては大歓迎の方向性でもある。今回は、その「脱炭素」への想いを綴りたい。
私の願いは「性能を情緒」で語れるプロが多くなることだ。住宅業界の脱炭素化とは、性能向上や太陽光発電といった「ハード」で語られることが多い。その代表的な指標となるのが、Ua値やC値、G2G3といった基準だ。しかし、そこにジレンマを感じたりもする。
Ua値などの性能値を上げるために、手っ取り早くサッシや断熱材の性能値を上げることである程度確保できる。誤解を恐れずに書けば、モノを良くすれば性能は確保できる。さらに大袈裟に言うならば、「窓があっても開けない方が良い」という事になる。ここに疑問を感じている住宅事業者も多いのではないか。
私は、・・・・・
続きは、最新号・新建ハウジング2022年12月10日号11面/「【連載】家はつくらない 心豊かな人生をつくる~石橋常行の経営哲学 第13話」でお読みいただけます。
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