積水ハウス(大阪市北区)は12月8日、2023年1月期第3四半期の連結決算を発表した。第3四半期連結累計期間(2~10月)における戸建て住宅事業は、売上高は前年同期比1.9%増の2598億2400万円で、前期の好調な受注と順調な工事進捗が増収に寄与したが、営業利益は同9.5%減の277億8800万円で減益となった。中高級商品・高価格商品の拡販に注力した。「ファミリー スイート」、ZEH「グリーンファースト ゼロ」や次世代室内環境システム「スマート イクス」、昨年発売した間取り連動スマートホームサービス「PLATFORM HOUSEtouch」が好評だった。
分譲住宅事業では、売上高は前年同期比27.9%増の1725億5100万円、営業利益は同44.7%増の153億9200円と売上、営業利益共に好調に推移。エリアマーケティングに沿った優良土地の積極仕入れと美しいまちなみづくりにより、土地取得から検討中の顧客への拡販に注力した結果、受注が好調に推移した。
2023年1月期第3四半期の連結累計業績は、売上高2兆1300億円(前年同期比15.5%増)、営業利益は2024億円(前年同期比20.4 %増)、経常利益は2026億円(前年同期比20.1%増)、四半期純利益は1498億円(前年同期比29.3%増)。
2023年1月期の連結業績予想(2022年2月1日~2023年1月31日)に変更はなし。
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