発泡スチロール協会(東京都千代田区)は、北海道立総合研究機構 建築研究本部・北方建築総合研究所(以下:北総研、旭川市)の技術移転を受けて外壁材に木板、付加断熱にEPS断熱材を使った防火構造の国土交通大臣認定を取得した。
北総研の研究成果である「北総研防火木外壁(PS仕様)」を受けて、軸組工法で外壁材に木板(厚15〜30、働き幅100〜240mm、縦張りまたは横張り)、付加断熱にEPS断熱材(厚20〜100mm)を用いた充填断熱併用の防火構造30分認定を2020年9月に取得。これに加えて今回、枠組(2×4)工法でも防火構造30分認定を取得した。
この防火構造認定により、木外壁への不燃処理等が不要となり、外壁の木質化が容易に。地域産木材と各地方自治体の木材利用補助金を利用して、地元材の活用にも貢献できるとする。
認定番号:軸組PC030BE-3887(1)(2)、枠組PC030BE-4058(1)(2)。
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