LIXIL(東京都品川区)は12月6日、一部の住宅用建材・設備のメーカー希望小売価格を改定すると発表した。2023年4月3日受注分から、トイレで平均8%程度、キッチンで平均5%程度など、水回り製品の値上げを実施する。
原材料価格などの高騰が続く中、全社をあげて生産性の向上、合理化によるコストダウン・諸経費の削減を行い、製品原価の上昇を抑制してきた同社だが、依然上昇を続ける原材料価格に企業努力のみで対応することが困難な状況となった。
トイレやキッチンなどの水回り製品は、今年10にも値上げを実施している。
【関連記事】
・LIXIL、建材・設備機器値上げへ 最大27%、今秋から
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。