パナソニック エレクトリックワークス社(大阪府門真市)は、V2Hと蓄電池を連携させて太陽光発電の電気を自家消費する新商品「【住宅用】V2H蓄電システム eneplat(エネプラット)」の受注を2023年2月21日に開始する。
業界初という、電気自動車と蓄電池による同時充放電を実現。日中に最大9kWの太陽光を充電し、夜間に最大6kWを放電することで電気の自給自足を目指す。
同社のホームIoT中核機器「AiSEG2」との連携により、毎日の電力使用量と翌日の日射量予報をもとに余剰電力量を予測し、蓄電池の充放電を自動制御。また、AiSEG2が気象警報と連動して電気自動車と蓄電池に自動充電を行い、停電時には自立出力100/200V 6kVAによりIHクッキングヒーターやエアコンなどの200V機器を使うこともできる。
V2Hスタンドはコンパクトで、電気自動車の購入に合わせて屋外工事のみで後から増設可能とする。
定格出力6.0kW、太陽光入力4回路、太陽光入力最大電流13A/回路、太陽光発電電力変換効率96.5%。蓄電池ユニットの蓄電容量は3.5、6.3、6.7、10.2、12.6、13.4kWh。
税込の希望小売価格は、パワーステーション(6.0kW)96万8000円、蓄電池用コンバータ40万7000円、V2Hスタンド(6.0kW)176万円、蓄電池ユニット(3.5kWh屋内)114万4000円。
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