(社)日本住宅建設産業協会は13日、会員企業32社が今年4月に首都圏で供給した戸建分譲住宅の動向を発表した。
発表によると、住宅価格は全体平均で前年同月比12.9%減少の991万円。いっぽう敷地面積は、東京23区で減少したものの、その他の地域では増加し、全体平均では前年同月比5.8%増の130.80㎡。建物のローコスト化と敷地面積拡大の兆候が見られた。
また首都圏全体の住宅着工戸数は5125戸と前年同月と比べ14・3%減少しているのに対し、同協会会員の戸建て分譲住宅の供給戸数は988戸となり、会員の前年同月の実績と比べ51.3%の大幅増加となった。
なお今年4月における首都圏全体の住宅着工戸数のうち、会員の供給戸数の占める割合は19.3%となっている。
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