コンピュータシステム研究所(宮城県仙台市)はこのほど、公共土木積算システム「ATLUS REAL Evo」の次世代版として、「ATLUS NEXT(アトラス ネクスト)」を開発。12月1日、販売を開始した。
「ATLUS NEXT」は、データベースや仕様、ロジック、画面設計などの変更と新技術の採用により、処理スピードの大幅な向上を実現。これまでと比べ、画面遷移速度は最大7倍、検索速度は最大10倍、積算アシスト速度は最大53倍という。ストレスなく快適な環境で積算業務が行え、業務時間も短縮できる。
積算ノウハウをクラウドに蓄積・共有できる「ナレッジBOX」機能では、積算根拠や注意事項などを歩掛と紐づけて管理することが可能。ベテランの持つノウハウの継承、積算業務の標準化、ミスの防止など、ナレッジマネジメントを実現する。
そのほか、UIの改善、設計書取り込み機能の強化など、変化する公共工事入札の環境に対応した多数の機能追加と改善を行った。全国に地域密着型の専任サポートを置くなどユーザーのバックアップ体制も構築。公共工事の落札率向上に貢献するとしている。
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