新建ハウジング最新11月30日号のトップ記事は、大賀建設(埼玉県さいたま市)の脱炭素住宅モデルにフォーカスします。同社と東京大学、M’s構造設計、YKK APの4者が、脱炭素住宅の実現を目指す共同研究「AL-pass(アルパス)プロジェクト」によって建てられたもの。東大・前真之研究室で学ぶ学生が、日射や通風、空調などのシミュレーションを実施。 断熱の仕様は変えず、パッシブデザインの効果で約2割、消費エネルギーを削減することに成功させました。
9面の池田憲昭さんによる連載「サスティナブル建築談話Fromドイツ」では、安成工務店(山口県下関市)で、中央ヨーロッパの職人の世界で中世の頃から続く伝統的な風習である「旅修業」を行っている独職人のクリスティアン・ ランツとティム・ゴットレーベにインタビュー。なぜ異国の地である日本を選び、「マイスター」を目指して修行しているのか。同社の大工職人と交流してみてどんなことを感じたのか―。彼らが日本の住宅業界、職人をどう見ているのか必見です。
タカトーホームのブランドで断熱・気密性能や自然素材にこだわった注文住宅を手がける髙藤建設(群馬県太田市)はこのほど、 自社のモデルハウスで日本ORP測定検証協会が認定する「酸化還元認証」を取得しました。居住空間における抗酸化作用を証明したもので、同社によると壁材やフローリング材などの建材が同認証を取得した事例はありますが、住宅として認証されたのは初めてだといいます。同社が今後「抗酸化住宅」として打ち出していく同モデルを詳報します。
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