タカトーホームのブランドで断熱・気密性能や自然素材にこだわった注文住宅を手がける髙藤建設(群馬県太田市)はこのほど、自社のモデルハウスで日本ORP測定検証協会が認定する「酸化還元認証」を取得した。居住空間における抗酸化作用を証明したもので、同社によると壁材やフローリング材などの建材が同認証を取得した事例はあるが、住宅として認証されたのは初めてという。同社は今後、「抗酸化住宅」としてアピールしていく方針だ。
同社社長の大森美明さんは、「気持ちよさや心地よさといった個人の体感でしか分からない空気質が、抗酸化作用を持つ健康で快適な空気であるということを客観的なデータによって証明されたことの意義は大きい」と話す。
酸化還元検証(試験)では、モデルハウスに入る前と入った後の人の唾液を採取し、体の酸化状態と還元状態を測定。測定の結果、酸化の度合いを表す「酸化還元電位」がマイナス方向を示し、体の酸化還元作用が認められた。
抗酸化作用を備える珪藻土塗り壁材が決め手
認証取得の決め手となったのは、1年前に建てた今回のモデルハウスでも使用されており・・・・・
この記事は定期購読者限定の記事です。続きは、『新建ハウジング紙面 11月20日号 16面』に掲載しています。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。