プラス(東京都港区)は、国産材の活用により森林の健全化とカーボンニュートラルの実現を目指すプロジェクト「MOKURAL(モクラル)」を始動。第1弾として、国産の早生広葉樹・センダンを使ったオフィス家具「Vicenda(ヴィチェンダ)シリーズ」を2023年2月28日に発売する。
協同組合 福岡・大川家具工業会 地域材開発部会(福岡県大川市)が行う、センダンの植樹・育成・活用により持続可能な社会を目指す活動「センダンサイクル」に参画。放置針葉樹を適切に伐採・利用し、そこに生長が速く(伐期齢20〜30年)、CO2吸収能力が高いとされるセンダンを植樹することで、健全な山と木材循環の構築を目指す。
第1弾のヴィチェンダシリーズのデザインは清水慶太氏が担当。センダンとスチールを組み合わせたシンプルかつモダンなデザインと実用性を両立させた。テーブルとシェルフの2製品5アイテムを先行発売し、順次アイテムを拡充する。
テーブルは、天板表面にセンダン突き板、芯材に国産杉、構造体にスチールを使用。W2400・2000・1800×D1200×H720mm。税別46万円〜。
シェルフは、センダン突き板とブラック・サテンカラーの鋼板を組み合わせた。高さ3段のハイタイプと、2段のロータイプを用意。W1190×D440×H1190・821mm。税別35万7500円〜。
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