不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は11月28日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの10月の価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は3863万円で、前月比1.0%上昇。8エリア全てで16カ月連続前年同月超えとなった。前月比では、東京都下をのぞく東京23区、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/他)の7エリアで上昇率が1.0%超となった。やや鈍化がみられた前月から再び上昇傾向が顕著となっている。
エリア別では、東京都下をのぞく7エリアで2017年1月以降最高額を更新。埼玉県他は16カ月連続で最高額を更新している。平均価格指数は、さいたま市、埼玉県他ともに140台となったほか、千葉県他も初めて130台になった。前年差は、前月8.8だった横浜市・川崎市が10.0に上昇し、全8エリアで2桁台となった。
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