大東建託(東京都港区)は、主に都市部をターゲットにした賃貸併用住宅の新商品「CIEL O’NER(シエルオーナー)」を12月1日、発売する。初年度販売目標は50棟。
同社の高付加価値賃貸住宅「CIEL(シエル)」シリーズの新商品で、木造3階建て賃貸併用住宅を商品化したもの。自宅の建築・建て替え検討者に、自宅を収益化できる商品として提案する。都市部住居地域のさまざまな制限や条件、施主の要望に柔軟に対応できる「セミオーダー式」採用により、建物の大きさ・形状・デザインを自由に組み合わせることが可能。長屋形式の賃貸部分と最上階のオーナー宅部分で構成された事業性の高い建物で、安定した収益力を確保している。
オーナー宅は、水廻りや階段などを縦動線に集約し、居住スペースの設計の自由度を高めた。インテリアは「ナチュラル」「クール」「モダンクラシック」の3スタイルと、価格帯の異なる3つのグレードを用意。ライフスタイルや予算に合わせて自由に選択することができる。
賃貸部分は、収益性の高い賃貸住宅商品「ルタン ラシック」の仕様を採用。シングル・カップル層向けの豊富なプランで都市部の入居需要に対応している。賃貸部分の面積比率を最大限確保し、レンタブル比の高い設計プランを組み合わせることでオーナーに安定した賃貸事業提案を行うことができる。可変力の高いシンプルな建物構成で、ライフスタイルの変化に合わせて賃貸部分の一部をオーナーが利用することも可能。オーナー宅の居住性を高めた「自由に選べる住まい」と賃貸事業の高い「収益力」を兼ね備えた賃貸併用住宅商品を実現した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。