山梨県はこのほど、ふるさと納税の新しい返礼品として、県産ヒノキを活用した木材製品(セミオーダー家具・柱材)の提供を開始すると発表した。
同県産のヒノキは、強度に優れ木目が美しいのが特徴。伐採から加工まで全工程を県内で行うため、同県の林業と木材産業の活性化に貢献できる返礼品となっている。ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」にて、12月1日から寄附の受付を開始する。
セミオーダー家具は、「ダイニングテーブル」(幅150~160cm×奥行70~86cm、高さ70cm)、「ハーフテーブル」(幅150~160cm×奥行40cm、高さ70cm)を用意。県内の材木店、木工作家、デザイナーなどのチームが開発したデザイン性の高い高級家具で、寸法を指定できる受注生産品。寄附金額はそれぞれ150万円。
柱材は、県内のJAS認証工場で加工し、高い品質と性能を確保。「長さ3m 特一等 105mm角 5本」「長さ3m 特一等 120mm角 3本」を用意し、住宅の新築やDIYなどさまざまな用途に活用できる。寄附金額はそれぞれ10万円。
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