住協(埼玉県所沢市)はこのほど、主力商品であるセミオーダーの省エネ住宅「J-ECO」の梁を、JAS(日本農林規格)認定の国産檜集成材に変更したことで、主要構造材のすべてが国産檜材となったと発表した。
同社は、2019年に「J-ECO」の土台と柱をJAS認定国産無垢檜材に変更。今回、土台・柱の仕入れ先である院庄林業(岡山県津山市)と提携し、今年9月から梁に使用する木材も国産檜集成材へ変更した。新たに採用した梁材は、非ホルムアルデヒド系接着剤の使用で有害性を抑えているほか、各種試験で高い強度も証明されている。高品質な檜の国産無垢材と集成材の安定的な仕入れを確保するとともに、主要構造材の全量国産檜材を実現。コロナ禍以降も世界情勢に左右されることなく、高品質住宅の供給が可能だとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。