積水ハウス(大阪府大阪市)は10月20日、太陽電池・燃料電池・蓄電池の3電池とHEMSを搭載したスマートハウス「グリーンファースト ハイブリッド」がまちの約2割を占めるスマートタウン「スマートコモンシティ」の分譲を愛知県名古屋市で開始する。三重県松阪市/伊賀市、岐阜県でも順次分譲を始める。
同社が東海3県で新たに展開するのは、防災と電力不足に対応するスマートタウン。3電池搭載のスマートハウスにより停電時にも電力のある暮らしが実現でき、災害時にはまちの防災拠点としての役割を果たす。さらに、太陽光発電と燃料電池によるダブル発電でまち全体の使用電力量を上回る電力を発電することで、近隣の住宅に電気を供給するなど電力不足の解消にも貢献できるとする。
このスマートコモンシティは、宮城県富谷町、茨城県古河市、千葉県市原市/四街道市、神奈川県横浜市など全国各地で計画が進行している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。