ダイキン工業(大阪市)は11月18日、インドネシア共和国・ジャカルタ近郊にある工業団地内に空調機の新工場を設立すると発表した。急速に発展、拡大するインドネシア市場の需要に対応する生産拠点とするとともに、将来的にはASEAN地域の輸出拠点としての役割も担う計画。稼働は2024年12月を予定している。
インドネシアの空調機は、電力事情や住宅様式により小型機が多くを占めており、インバータ付きエアコンのような省エネ性能が高い製品が求められているという。新工場には、IoTやAIなどの最先端技術を駆使した設備を導入。エネルギー効率が高く環境に配慮した冷媒R32を採用した住宅用エアコンを現地生産し普及させていくことで、インドネシア政府が掲げるカーボンニュートラルの達成にも貢献できるとしている。
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