国土交通省は11月4日、第2期公募(7月1日~8月26日)を行った、2022年度の「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」で2件、「優良木造建築物等整備推進事業」で9件を採択したと発表した。
「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」は、構造・防火、生産システムの面で先導的な設計・施工技術を導入したプロジェクトが対象。今回は一般部門に5件、実験棟部門に1件の提案があり、一般部門から▽国立駅南口開発商業棟計画(東京都国立市)、▽京橋第一生命ビルディング建替計画(東京都中央区)――が選ばれた。
「優良木造建築物等整備推進事業」は、普及拡大段階の木造化技術を活用したプロジェクトが対象。今回は提案プロジェクトがすべて採択された。具体的には、▽石巻まちなかウエルネスタウン中央二丁目3番(A2)地区(宮城県石巻市)、▽石巻まちなかウエルネスタウン立町一丁目3番(B)地区(宮城県石巻市)、▽社会福祉法人ベテスダ奉仕女母の家・婦人保護長期入所施設かにた婦人の村耐震改築整備事業(千葉県館山市)、▽ヱビナ電化工業東糀谷 5-22PROJECT(東京都大田区)、▽江戸川区中葛西3丁目プロジェクト(東京都江戸川区)、▽(仮称)下麻生2丁目計画(川崎市)、▽(仮称)ゆめが丘34BL 計画(横浜市)、▽住ま居るメディカ3号館(岐阜県土岐市)、▽岩谷産業研修施設新築工事(神戸市)――の9件。
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