一般社団法人 日本不動産研究所(東京都港区)は、2012年上期の東京23区におけるマンションの市場動向を調査・集計した「住宅マーケットインデックス」をまとめた。
それによると、マンション価格は東京23区、都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷区)で新築・中古ともにおおむね下落。賃料は東京23区では下落が続いているものの、都心5区では底打ちの傾向がみられ、大型・標準タイプのマンションは上昇している。
今後の賃料予測としては、消費税増税の駆け込みで2013年および2015年に1〜2%上昇するが、その反動で2014年および2016年には2〜3%下落するとした。ただしマンション賃料は消費税増税の影響が少ないため、全体的にほぼ横ばいとみる。
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