セーフィー(東京都品川区)は11月16日、同社が運営するクラウド録画サービス「Safie」の「Safie PRO(セーフィー プロ)」プラン対応カメラおよび「Safie GO(セーフィー ゴー)」シリーズに、位置情報設定機能を追加したと発表した。
これにより、既に対応済みのウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」とあわせ、同社が提供する全クラウドカメラの管理画面の地図上に位置情報が設定できるようになった。同機能ではカメラの位置や向きを簡単に設定できるほか、カメラアイコンをクリックするだけでリアルタイムの映像と録画映像の閲覧が可能。各カメラの情報は、複数ユーザーと共有できる。映像データと位置情報を紐づけて一元管理することで、同一現場に複数台のカメラを設置する場合や現場状況がテキスト情報しかない場合でも、カメラの位置と向きを地図上に設定できるようになる。作業現場や周辺状況をスムーズに確認できるため、通常業務や災害時の迅速な意思決定と、安全性向上に寄与するとしている。
同サービスは、カメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認することが可能。映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、映像解析による業務効率化などのソリューションとしても利用できる。今後は、各クラウドカメラから取得した位置情報を蓄積、外部と連携して二次利用を進めるなど、映像データを活用する機能を追加していく予定。
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