LIXIL住宅研究所(東京都江東区)アイフルホームカンパニーは、設計・デザインなどにおいて合理化を追求した定額制セミオーダースタイルの住宅「Lodina(ロディナ)」を11月19日に発売する。販売期間は2023年3月末まで。
ウッドショックや資材価格の高騰が住宅価格に影響し、住宅購入を控える傾向がでてきたとして、この課題に対して「アイフルホームの原点に立ち返り、合理化を追求した“良い家”の開発に取り組んだ」という。販売価格(税込)は、2階建て(27坪)1485万円、平屋(21坪)1320万円。2022年度販売目標は300棟。
商品には、同社の持つ共働き子育て世帯向けのノウハウや間取りのアイデアを反映した。4つのステップに沿って建物の大きさや間取り、外観、内装、設備、断熱性能を選ぶだけで、時間をかけず理想の住まいを実現する。子育て世代が選択しやすいよう、食洗機や浴室換気乾燥機など家事効率を高める設備・仕様を標準装備とし、少ない打ち合わせで効率よく家づくりを進めることができる。
設計手法には、上下階で同じ大きさのブロックを重ね合わせる「ブロックプラン」(遊建築設計社)を採用。シンプルな形状と無駄のない間取りで、構造材や工事費などのコストを抑えるとともに優れた耐震性能を実現した。建物の大きさが同じなら、一定のルール内で価格を変えずに間取りを変更することも可能。タイムパフォーマンス・コストパフォーマンスを追求し、住宅価格や物価の高騰などで住宅購入を控えている人や、効率よく住宅検討したい人のニーズにも対応している。
同商品のG-ZEH(外皮)仕様は、「こどもエコすまい支援事業(2022年度補正予算にて成立予定)」にて100万円の支援対象となる見通しという。
プランは、2階建て3プラン(27坪、30坪、33坪)、平屋3プラン(21坪、24坪、28坪)に提案例14プランを加え、合計20プランを用意。外観の組み合わせで80パターン。
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