ノーリツ(神戸市)は11月16日、グループ会社のリハーツ(兵庫県加古郡)が行う給湯器リサイクル事業において、回収した給湯器の総数が50万台を突破したと発表した。
同社グループでは、障がい者の自立支援活動と国内資源循環を両立した「人に笑顔プロジェクト」を展開しており、リハーツに給湯器リサイクル事業を委託。2011年に事業開始以来、使用済みの給湯器を回収、分解、分別し、銅やアルミニウムなど多様な素材を資源としてリサイクルしている。廃棄されていた給湯器を有効活用することで資源と環境を守りつつ、障がい者の雇用創出と一般就労に向けた自立支援を両立。福祉施設における総勢2412人の雇用に繋がっているとしている。
同社グループは、給湯器リサイクル事業を障がい者の雇用も創り出す「リサイクリエイトジョブ事業」と位置づけ、限りある資源や「お湯が当たり前に使える環境」を持続可能なものにし、すべての人が仕事を通じて笑顔になれる社会づくりへ貢献するとしている。
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