トナリスク(東京都豊島区)は11月15日、子育て家庭1000世帯に実施した「新居の周辺環境で重視すること」ランキングの調査結果を発表した。夫婦間の意見の違いを明らかにするため、男女差ランキングと男女別ランキングでまとめた。新居の周辺環境で重視した点について、男女差がもっとも大きかったのは「近くにスーパーやコンビニがある」の7.9%だった。男女別では、女性が55.7%で1位だったのに対し、男性は47.8%で2位となり、女性が日常の買い物の利便性を重視していることがわかる。
次に男女差が大きかったのは、「自然災害のリスクがない(ハザードマップで警告がでていない)」で、女性(32.6%)が男性(25.5%)よりも7.1%多い。3位は「保育園・学校までの通学路の安全さ」で、男性(37.0%)の方が女性(31.2%)よりも5.7%多くなっている。2位・3位は安全に関することだが、男女で重視する点が若干異なっていることがわかった。
同社は、新居を選ぶ際、購入後の後悔や食い違い等が発生するのを避けるためにも、重視するポイントを夫婦間でよく話し合う必要があるとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。