一般社団法人地盤安心住宅整備支援機構(東京都江戸川区、保坂貴司代表理事)は、住宅地盤の専門家「地盤インスペクター」資格を創設する。その資格検定講座が11月に全国3会場で開催される。
東日本大震災を契機に、地盤に対する国民の関心が高まっているが、建築士や住宅会社の社員でも詳しい知識をほとんど持っていないのが現状。そうした背景から、同社団は、住宅地盤に関する知識の普及が必要と判断した。
「地盤インスペクター」資格は、住宅地盤に関する基礎知識を持ち、地盤対策工事が適正に施工されているか検査する能力があるかを認定する。講義を受講することで、地盤と基礎の品質確保のポイントを学ぶことができるほか、資格保有者は、地盤ネット(東京都中央区、山本強社長)が発行する「地盤対策工事検査済証」の検査担当者となることができる。
資格検定講座の予定
11月11日(日) 【東京会場】
11月17日(土) 【名古屋会場】
11月18日(日) 【大阪会場】
※各会場定員100人予定
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