アイカ工業(名古屋市)は11月14日、高級意匠性塗材「クライマテリア」シリーズの一部および湿式外断熱工法「パッシブウォール」の設計価格(材工共)を、12月1日見積分から改定すると発表した。
さまざまな物資価格が高騰するなか、建築業界では深刻な労働力不足から労務費が上昇し、施工会社の経営環境も一層厳しさを増している。同社では、原材料価格・エネルギー価格等のコスト上昇分を吸収すべく、生産の合理化等コスト削減を続けてきたが、自助努力だけでは今後の安定的な供給および品質維持を図ることが困難な状況のため、やむなく価格改定を実施するとした。
対象製品は、高級意匠性塗材「クライマテリア イタリアート」「クライマテリア ストンアート」。値上げ幅は最大13%程度。詳細はこちら。
湿式外断熱工法「パッシブウォール」の値上げ幅は最大12%程度。詳細はこちら。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。