ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は敬老の日を前に、18歳以上の男女1587人を対象に「孫と祖父母に関する意識調査」を実施した。
まず、孫と祖父母との関係と居住形態について聞いた。孫が祖父母を「敬っていると思う」と答えた割合が最も高かった居住形態は「1時間以内の距離の別居」(10.6ポイント)で、「同一敷地内に同居(家が別の場合も含む)」(1.6ポイント)が続いた。
二世帯住宅居住者のうち、「孫が祖父母を敬っていると思う」と答えた割合が高かった間取りは「キッチン・玄関・浴室は世帯ごとで内部通路がある」。キッチンは「世帯ごとに独立」が19.4ポイントであるのに対し、「共用とサブ」はマイナス30.7ポイント。浴室も「世帯ごとに独立」が15.9ポイントであるのに対し、「共用とシャワー室」がマイナス27ポイントだった。
「敬っていると思う/思わない」のポイント算出方法は、「敬っていると思う」の%と「敬っていると思わない」の%の差。プラスに振れるほど「敬っていると思う」の割合が高い。調査期間は9月4日~9月10日。回答者の割合は、祖父母世代(自分に孫がいる)18.4%、親世代(自分に親と子がいる)55.8%、孫世代(自分に祖父または祖母がいる)25.8%。
調査結果は、同社が展開するデザイナーズ注文住宅ネットワーク「R+house」のサイトで公開している。
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