外壁を左官調のマットな表情の塗料で仕上げたい。そんなときに有効な製品が「ナノコンポジットF」(水谷ペイント)。独特のナノコンポジット技術を用いた低汚染性塗料の活用手法について、むらせ塗巧舎代表の村瀬太祐氏に聞いた。
ポイント① 汚れが付着しづらく雨で流れる
◉外壁を目地なしでマットな表情に仕上げたい。ただし左官仕上げは身近に職人がおらず高価で採用しづらい。そこで選択されるのが塗装。ただし塗料はつやありがベース。つやけしは耐候性に劣る
◉マットな表情で汚れにくく、耐候性が高い塗料を求められた場合、村瀬氏は「ナノコンポジットF」(水谷ペイント)を推薦。外壁に塗布した場合、10年以上は美観と塗膜の健全性を保つだろうと評価する
➡ちなみに同塗料は多くのシリカ粒子を含むこともあり、つや消しのみ。色も低彩度の色に限定している
◉同塗料は50〜60nmと非常に小さいエマルション樹脂のなかに20〜30nmのシリカ粒子(ガラスの微粉末)を内包。耐候性の高いさらにフッ素樹脂をブレンドした水性塗料
◉同塗料の塗膜には無数のシリカ粒子が緻密に分散。外壁に付着する汚れは・・・・・a
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー10月号(2022年9月30日発行)/エコ建材超コスパ仕上げ術』(P.110~)でご覧ください。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。