住友林業(東京都千代田区)はこのほど、LCCM住宅仕様のモデルハウスを鳥取県米子市でオープンした。
同モデルハウスは、同社独自のBF(ビッグフレーム)構法により、将来の間取り変更にも柔軟に対応可能となっているため、建物が長寿命化し、炭素をより長期間固定できる。光と熱をコントロールする設計の工夫がされているほか、9.735kwの太陽光発電システムの搭載により居住時のCO2 排出量を大幅に削減する。構造躯体で使用する木材は41.62m3、炭素固定量は約32t(CO2ベース)で、テニスコート約19面分の植林に相当するという。
設計は、テレワークスペースをはじめとする家族それぞれの居場所や効率的な家事動線にこだわったものとなっている。室内外をつなぐウッドデッキでは、四季の移ろいを感じられる。
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