不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)はこのほど、過去2年以内に自己居住用の住宅を購入した全国の21~49歳の男女を対象に、「住宅購入のプロセスやマインド」について調査を実施し、その結果を発表した。
『住まい探しのきっかけ』を聞いたところ、新築マンションと中古マンションを購入した人では「生活環境・ライフスタイルを変えたかったから」(新築マンション:28.6%、中古マンション:18.6%)との回答が最多となり、新築一戸建てを購入した人では「子どもができた・生まれたから」(31.4%)、中古一戸建てを購入した人では「前の住まいに不満があったから」(26.4%)が最多となった。
『最初から最後まで重視した仕様・設備』を聞いたところ、新築マンションと中古マンション購入者では「宅配ボックス」(新築マンション:38.5%、中古マンション:24.6%)がトップとなり、次いで「シューズインクローゼット・大きい靴箱」となった。新築一戸建て購入者では「食器(洗浄)乾燥機」(28.5%)がトップとなり、次いで「トイレ2か所」、中古一戸建て購入者では「トイレ2か所」(17.6%)がトップとなり、次いで「追い焚き機能付きバス」となった。
『住宅の平均購入価格』は、新築マンションが「4428万円」、中古マンションが「3162万円」、新築一戸建てが「3938万円」、中古一戸建てが「2498万円」となった。
調査期間は7月1日~4日。回答者数は1200人。
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