国土交通省は建築基準法の改正に向け、具体的な検討に着手した。国土交通大臣の諮問機関である社会資本整備審議会の建築分科会(委員長:久保哲夫・東京大学名誉教授)の下に、「建築基準制度部会」を設置し、法体系の見直しを進める。
部会では、当面の課題として、(1)木造建築物の促進を進める方向での規制の見直し、(2)構造計算適合性判定制度を中心とした確認検査制度の合理化・迅速化、(3)耐震改修の促進に向けた規制のあり方―の3つの項目に関する審議を行う。
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