新潟県は10月27日、「新潟県版雪国型ZEHモニター実証事業補助金」の募集を開始した。「新潟県版雪国型ZEH」は、同県の特性に応じてZEHよりも優れた性能を有する住宅。同県独自の基準として、▽断熱性能はHEAT20のG1、▽気密性能C値1.0以下、▽太陽光発電設備は設置可能な場合は原則購入――等を定めている。
同事業は、新潟県版雪国型ZEHの普及を加速させるため、モデルハウスやモニターハウスの整備に対して補助する。補助率は対象経費の3/4以内、補助上限額は150万円。交付要件は「モデルハウス」の場合、▽県が行う雪国型ZEHの普及や各種支援制度等の広報に協力すること▽展示を開始した後3年間は太陽光発電量等のモニタリング結果を県に定期的に報告すること――とした。
一方、「モニターハウス」は、▽使用木材量の概ね半分以上を県産材とすること、▽見学会等により展示の用に供し、雪国型ZEHの普及や各種支援制度等の広報に協力すること、▽居住後、3年間は太陽光発電量や消費電力量等のモニタリング結果を県に報告すること――としている。
募集期間は11月18日まで。
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