FANTAS technology(ファンタステクノロジー、東京都渋谷区)は、茨城県神栖市と、「空き家利活用と地方創生推進のための連携に関する協定」を締結したと発表した。
今後、相互に連携・協力し、「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を展開する。具体的には、神栖市の空き家所有者などに案内を送付したうえで、希望者に対し無償で物件調査を実施し、売却・賃貸化・リフォームなどの活用方法や資産価値、利活用に伴い発生する費用を算出したレポートを作成する。空き家がもつ資産価値や将来性を可視化することで、適正価格での流通、賃貸化や観光施設への転換などの利活用を促進し、空き家問題の解決と地方創生の実現を目指していく。
同社は、2015年より空き家再生事業を開始。昨年4月からは空き家を含めた中古戸建て流通のプラットフォームの提供を行っている。また、国土交通省の「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」が2年連続で採択されるなど、空き家問題の解決に向けて、官民連携の取り組みも強化している。
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