不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は10月28日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの9月の価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は3824万円で、5カ月ぶりに横ばいとなった。前月比は、東京23区、神奈川県他、埼玉県など5エリアが上昇した一方、東京都下と横浜市・川崎市が5カ月ぶり、千葉県西部が9カ月ぶりに下落し、価格上昇の勢いにやや鈍化がみられた。前年同月比は8エリア全てで15カ月連続上回っている。
エリア別では、東京23区、神奈川県他、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県他の5エリアで2017年1月以降最高額を更新。埼玉県他は15カ月連続で最高額を更新した。平均価格指数は、埼玉県他が1.5ポイント増と15カ月連続上昇し、さいたま市とともに138を超えた。
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