国土交通省が10月31日発表した9月の新設住宅着工戸数は7万3920戸で前年同月比1.0%増となり、2カ月連続で増加した。先月同様、持家は減少したが、貸家と分譲住宅が増加した。季節調整済み年率換算値は、前月比5.1%減の85.7万戸で先月の増加から再びの減少となった。
持家は2万2248戸で前年同月比13.3%減となり10か月連続の減少となった。2ケタ減はこれで4カ月連続。水準は過去10年間で9月としては最も低い水準となった。
一方、持家とは対照的に貸家と分譲住宅は増加し、貸家は8.1%増の3万555戸で19か月連続の増加。分譲住宅も10.1%増の2万766戸で2カ月連続の増加となった。特に一戸建ては17カ月連続で増加し、6.8%増の1万2290戸だった。
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