ツクルバ(東京都目黒区)は10月25日、同社が運営する中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ)」から、部分リノベーションに特化した定額リノベパッケージ「POINT RENOVATION package(ポイント リノベーション パッケージ)」を提供開始した。
カウカモが3月に提供開始したオリジナル定額リノベパッケージ「LifeCatalog – renovation&livin’(ライフカタログ リノベーション&リビン)」(ライフカタログ)の中の1商品で、カウカモで物件を購入する際に部分リノベを手軽に施すことができるというもの。「キッチン」や「玄関土間」など、6つのスペースごとにリノベプランをパッケージ化し、実施内容別に定価を設定した。リノベーション済物件や築年数の浅い中古物件を購入時の「ここだけはこだわりたい、変えたい」という要望に手軽に応えることができる。カラーバリエーションは「+natural(ナチュラル)」「+chic(シック)」「+mortal(モルタル)」の3種類を用意。仕上がりのイメージがしやすく、資金計画も立てやすいため、打ち合わせ等の負担を抑えながら自分好みの住まいを実現できるとしている。
パッケージは「LDK」120万~200万、「キッチン」120万~150万、「洗面スペース」30万~40万、「インナーテラス」40万、「ワークスペース」40万~140万、「玄関土間」150万の6パターン。それぞれ工事内容と価格が設定されている。
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コロナ禍で家での過ごし方が変化したことに加え、首都圏中古マンションの成約価格が上昇していることから、リノベーションへの関心が高まっている。一方、内装を解体して室内全てをリノベーションするフルリノベは、工事期間も長く、価格やプランニングの負担も大きいことから、カウカモで物件購入・リノベーションする顧客の約8割が部分リノベを選択している。今回、これまでカウカモが提案してきた部分リノベ事例をもとに、ニーズの多い内容をパッケージ商品化して提供する。
「ライフカタログ」では、よりシンプルでどんな暮らしにもマッチしやすいデザイン「SIMPLE+(シンプルプラス)」を追加し、内装デザインを5種類から6種類に拡充した。リノベーション価格は13万5000円/㎡(フルリノベの場合)。同社は、フルリノベから部分リノベまで選べるようになったことで、顧客の住まいやリノベーションに対する幅広いニーズに、これまで以上に対応していくとしている。
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