経済産業省は、家庭などの発電、省エネ・節電の取り組みに対する支援を強化する。9月7日にまとめた2013年度予算の概算要求では、同分野に関して459億円を計上。今年度当初予算160億円の2.8倍と、要求を大幅に増額した。
新規事業では、既存住宅を対象に高性能な断熱材や窓などの導入を支援する事業として特別重点要求の枠で100億円を要求。支援規模は数万件を想定。
既存事業でも、家庭用燃料電池の導入を支援する補助金について、今年度当初予算90億円から88%増の170億円を要求する。3.6万台程度の導入を支援する。
住宅・建築物のネット・ゼロ・エネルギー化推進事業費補助金も、今年度当初予算70億円から40%増の98億円に増額した。
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