property technologies(プロパティ・テクノロジーズ、東京都渋谷区)のグループ会社で中古住宅のリノベーションを手掛けるホームネット(東京都渋谷区)はこのほど、戸建住宅事業「ホームネット一軒家」を開始すると発表した。
パナソニックのIoT機器と、初期費用無料で太陽光発電システムを設置して電気料金を割安にするサービス「シェアでんき」を備えた住宅を「ホームネット一軒家」ブランドで販売する。同物件では、IoTでエネルギー使用量を「見える化」するとともに、住宅用火災警報器と連動して宅内外の火災状況を把握し「安全性・快適性の追求」のさらなる向上を図る。「シェアでんき」は、15年経過後にシステム一式が顧客に無償譲渡され、余剰電力の売電が可能。これにより、再生可能エネルギー活用を促進し、脱炭素化に貢献するとしている。
同事業は、同社が培った中古住宅リノベーションのノウハウと、同社グループ会社の戸建住宅に関するノウハウや施工力を活かし、中古戸建買取再販・新築戸建におけるシナジーを高め、グループ全体のさらなる成長を図るとしている。
戸建住宅事業は、2025年までに年間100棟の販売を目指す。
10月から、神奈川県相模原市にて対象物件2戸を販売開始。敷地面積77.82㎡、延床面積76.54㎡、販売予定価格は4880万円。
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