Ag-工務店は、新潟家守舎のサポートを受けながら、さまざまな業務をアウトソーシングして効率化を図り、大工の能力と魅力を最大化する家づくりと工務店経営にトライしている。
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16歳から大工のキャリア30年以上の社長の渡部栄次さんを含む大工を主体とするAg-工務店は、断熱・気密など高性能住宅をつくる技術を武器とする施工特化型の工務店だ。大工が現場監督業務の一部を担い、業者とのやり取りや資材の受発注、現場での顧客対応などをマルチにこなす。棚板などの造作については施主の要望に応じて大工が自ら現場で判断して対応することも多い。渡部さんは「技術は当然だが、うちの大工はコミュニケーション能力が高い。それが当社の工務店としての特徴だと思っている」と話す。
設計はコラボが基本
設計に関しては、加藤淳設計事務所(新潟市)の加藤淳さんとのコラボが基本だ。「施工に関するプロという自負はあるが設計は・・・
この記事は新建ハウジング10月20日号 3面(2022年10月20日発行)に掲載しています。
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