住友林業(東京都千代田区)とカネカ(大阪府大阪市)は、2012年から「スマートシティプロジェクト」に参加、今後20年間で累計約4000兆円ともいわれるスマートシティ市場において、複数の企業の連携により「ワンストップ・トータルソリューション」を強化してきたいとする。
09年9月にジョイント・ベンチャー「スマートシティ企画」が設立され、8社で始まったスマートシティプロジェクト。現在までに23社のグローバル企業が連携してスマートシティの計画・開発を手がけている。
昨年12月には千葉県の「柏の葉キャンパス」プロジェクトが内閣官房の環境未来都市構想および総合特区に、今年4月には宮城県気仙沼市の「エコ水産加工団地」プロジェクトが資源エネルギー庁のスマートコミュニティ導入促進事業に採択され、現在20以上の国内外案件に取り組んでいる。
新たに参画した住友林業は木を活かした住生活サービス分野、カネカは機能性樹脂や太陽光発電システムに関する技術で役割を発揮していく。
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