ノモトホームズ(野本建設)は、建築家の泉幸甫さんが設計監修した常設モデルハウスと事務所(本社)を今年4月、同市中央区内に移転オープン、7月には同じく泉さんが設計を監修した店舗でカフェを開業し、家づくりのレベルアップと集客の強化を一体的に図っている。
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同社取締役で設計部門を統括する竹村泰彦さんは「設計力を磨き、それを武器にして、価格だけで住宅の価値を判断しない“穏やかで丁寧な暮らし”を志向する人たちとつながっていきたい」と話す。同社では、今回の移転前も約17年間、泉さんの設計による常設モデルハウスを活用しながら、自然素材へのこだわりやデザイン性の高さを売りに実績を積み重ねてきた。
新モデルハウス(延べ床面積約37坪)では、そういったこれまでのコンセプトを踏襲しつつ、性能を大幅に強化。耐震等級3(許容応力度計算)で、断熱はHEAT20・G2レベルのUA値0.34W/㎡K、気密はC値0.2㎠/㎡を実現した。さらに、設計段階から新潟家守舎の小林紘大さんの協力をあおぎながら・・・
この記事は新建ハウジング10月20日号 2面(2022年10月20日発行)に掲載しています。
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