新建ハウジング最新10月20日号のトップ記事では、工務店の設計・施工やブランディング、営業・集客などさまざまな業務を “伴走型 ”で支援する「工務店のパートナー」としての事業を展開する新潟家守舎(新潟県新潟市)の小林紘大さんを取り上げます。
前職では工務店に勤務し「設計や現場管理をはじめ、あらゆるポジションの実務経験がある」という小林さん。人材や資本力などリソースが限られている工務店が、生産性が高く独自性のある経営や家づくりを行っていくために、志を共有する外部パートナーに技術的な支援を求めたり、一部の業務をアウトソーシングする形を提案したりしています。2-3面では、同社と連携し、自社の家づくりや経営の特性を生かした事業を展開する工務店の事例を取り上げます。
相羽建設(東京都東村山市)は、今年6月に社内にグリーン事業部を立ち上げ、観葉植物を用いたコーディネートや商品開発をスタートさせました。同社によると、コロナ禍3年目となり暮らし方が見直される中で、住まい手や新規顧客から、植栽・ウッドデッキ・外構など、「庭」に関連する依頼や相談が増加。こうした生活者ニーズを踏まえ、今後は庭づくりだけでなく、「インドアグリーン」から住宅の集客・営業の間口を広げ、受注を後押しするような役割を担うことも期待するといいます。
連載「なるほど!弁護士 秋野卓生の法律教室」では、住宅業界でも多い「転職社員による営業秘密の漏洩」について事例解説します。退職した社員が、どのような情報を持ち出し、転職先で、どのように活用しているのかは、全容を解明しようと思っても難しいのが実情。近年では、営業秘密の漏洩が転職社員によりなされ、刑事手続きや民事手続きに巻き込まれるケースも多発しています。前職における実績とスキルは転職先で活用しても問題ありませんが、受け入れる企業側が必ず気を付けなければいけない点があります。現場で役立つ具体的な注意点と共に解説します。
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