ダイキン工業(大阪市)は11月1日、除湿量・加湿量・換気量を向上したルームエアコン「うるさらX Rシリーズ」を発売する。
圧縮機の回転数やファンの制御を見直すことで、独自の除湿制御機能「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」による除湿量を約20%向上し、最大1800ml/hの除湿が可能に。目標湿度への到達時間が従来よりも約20%短くなった。
今回搭載されている「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」は、気温と湿度に応じて冷媒流量を調整し、弱冷房除湿から再熱除湿までを自動で切り替えて効率的に除湿するため、夏場や梅雨時期だけでなく春・秋の湿気が気になる日にも利用できる。
また、高断熱・高気密住宅においては、一般的な除湿運転では湿度を十分に下げられず「低温高湿」環境になってしまう場合があるが、これを解消。温度と湿度の同時設定が可能で、室温が設定温度に到達しても除湿を続ける。
人が感じる運転音は従来のまま、加湿・換気ファンの性能も向上した。オープン価格。
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