アキュラホームグループ(東京都新宿区)は10月13日、新事業「アキュラホーム FC」を11月1日から開始すると発表した。
「アキュラホーム FC」は、商品開発力、技術力、ブランド力(安心感・集客力)、資材調達力(コスト)、国の施策(エネルギー施策、建築基準法の改正)などへの対応力に課題を持つ地域工務店などを対象に、同社のナレッジを提供。地域工務店が最新技術を取り入れた耐震性や高性能を確保した自由度の高い住まいを適正価格で提供できる「理想のつくり手」になることを目指す。地域密着ビルダー・工務店に加え、これから住まいづくりに挑戦しようという経営者も含め、FC一体で地域の住まいづくりの進化と活性化に取り組む。
同社は、日本の住環境を良くするには、「地域の特性を良く知る地域ビルダー・工務店が住まいづくりを担うのが良い」という考えのもと、地域ビルダー・工務店の安定した経営基盤実現のため、ビルダー集団SABMや工務店ネットワークJAHBnetなどの工務店支援を実施してきた。一方、厳しい事業環境により、2030年には工務店数が約8万社から約1.5万社まで減少するという予測もあるとして、顧客の選択肢が減り、コロナ禍で多様化するニーズに応えることが難しい現状を改善するため、新事業「アキュラホームFC」を開始した。同社のノウハウを全国の工務店に展開し、地域でのより良い住まいづくりを実現するとしている。
加盟店はアキュラホームブランドのもと、同社商品「超空間の家」の販売、集客・営業、各種管理システムの使用により、年間完工棟数30棟、売上7.5億円以上、営業利益7000万円以上の達成を目指す。「アキュラホーム FC」としては直営店FC 店と共に2027年度に注文住宅1万棟超の販売を目指す。
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