日鉄興和不動産(東京都港区)、東京建物(東京都中央区)、安田不動産(東京都千代田区)は、建設中の分譲マンション「グランリビオ浜田山」(東京都杉並区浜田山)のモデルルームを、10月22日にグランドオープンする。
同物件は、旧・みずほコーポレート銀行杉並寮の跡地に建設される地上3階地下1階建て、総戸数84戸の低層分譲マンションで、敷地面積は5012.39㎡。生物多様性保全に配慮した「ABINC(エイビンク)認証」と緑の取り組みを評価する「SEGES(シージェス)認定」を同時に取得したほか、快適性と省エネを両立する「ZEH-M Oriented認定」、地球環境に配慮する「認定低炭素住宅」も同時に取得した「環境自然配慮型」分譲マンションとなる。自然共生を目指した植栽計画や樹木を活用した緑地の継承と省エネ・環境に配慮する取り組みが評価されもので、断熱性能向上などによりマンション全体での一次エネルギー消費量を33%以上削減。省エネ法の省エネ基準に対し一次エネルギー消費量を10%以上削減し、複数の低炭素化対策を行った「低酸素建築物」に認定されている。
同物件のコンセプトは「次世代に受け継がれる住まい」。敷地内にあった既存樹木を新たなシンボルツリーとして活用するほか、歴史的に愛されてきた「醍醐の桜」を新たなシンボルツリーとして設置する。建物の一部と駐輪場の屋根を屋上緑化しヒートアイランドを抑制し、生物多様性に配慮した植栽計画を実施するなど、建物と自然が共存する暮らしを実現した。
外観は「砺美の邸」をコンセプトに、庇が水平に広がる和のデザインを採用。アルミパネルのマリオンで統一された軽快なデザインによって、緑の上に浮かぶ、モダンでナチュラルな建築となっている。
竣工は2023年10月下旬、入居は同年12月中旬予定。
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