床材のコーティング事業を手がけるエコテック(神奈川県横浜市)はこの9月から、一般家庭、オフィス、店舗の空調・冷凍冷蔵機器を対象とした節電ソリューション施工サービス「エネデュース」の提供を開始した。施工価格は1万円未満。
エアコンの使用電力量は経年劣化により毎年4~5%増加し、10年を超えるとコンプレッサーの劣化により急激に性能が低下し始めるという。
新サービスは、室外機内のコンプレッサーに性能を回復する金属表面修復剤(潤滑補助剤)を注入することで、エアコン自体の性能を回復させるもの。コンプレッサー内の摩擦ではがれた金属を再結晶化して室外機の騒音を減らし、年間の電気使用量を10~25%削減する。
たとえばコンビニで「エネデュース」を導入した場合、削減できる電気料金は年間で約17万6100円(エアコン、冷凍・冷蔵庫電気代約88万610円のうち)、削減できるCO2は年間で約2780キロにのぼるという。
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