国土交通省は10月12日、2022年度建設投資見通しを公表した。2022年度の建設投資は、2021年度の補正予算等に係る政府建設投資が見込まれることから、総額66兆9900億円となる見通し。前年度(66兆6000億円見込み)比で0.6%増となった。このうち住宅投資は、民間と政府合わせて16兆3100億円(前年度比1.0%減)との見通しを示した。
建設投資のうち、政府投資が22兆5300億円(同3.7%減)、民間投資が44兆4600億円(同2.9%増)となる見通し。建築投資が43兆4000億円(同1.9%増)、土木投資が23兆5900億円(同1.8%減)の見通しだ。住宅投資16兆3100億円のうち、民間住宅投資は15 兆9700億円(同0.9%減)の見通し。
また、2022年度の建築補修(改装・改修)投資は、11兆3300億円(同0.4%増)の見通しとなった。このうち、民間建築補修(改装・改修)投資は9兆4700億円(同1.2%増)。建築投資全体に占める建築補修(改装・改修)投資の割合は約30%となっている。
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