コンピュータシステム研究所(宮城県仙台市)は10月11日、同社が運営する土木施工管理技士の育成・キャリアアップを支援する学習サービス「土木Base」の契約数が、6月のサービス開始から4カ月で約500ライセンスを突破したと発表した。
同サービスでは、オンラインによるCPDSのユニット取得や施工管理・土木積算などのスキルアップが可能。時間と場所を選ばず利用できるため、現場を空ける日数やユニット取得にかかる移動コストの削減が見込める。
土木積算システム「ATLUS REAL Evo」を利用中の顧客は、1人あたり1100円/月で年間約30~40タイトルのCPDS認定ウェビナーや、CPDS認定eラーニング学習を受講できる。効率的なCPDSユニット取得を目指す企業から、費用対効果が高いとして多くの支持を獲得している。アーカイブ動画の視聴や講義資料のダウンロード等を追加料金なしで利用できる点も好評だという。
年間会員料金は13万2000円/年、追加ライセンス料金は2万6400円/年。「ATLUS」オーナーは、年間会員料金が6万6000円/年、追加ライセンス料金は1万3200円/年。最低契約期間は1年間で、いずれも5ライセンスから契約可能。
同社では、慢性的な人手不足が続く建設業の現場では、CPDSのユニット取得やスキルアップのための時間確保が困難として、同サービスを提供。今後は、より使いやすいオンライン学習サービスを目指し、管理機能改修やユーザビリティの向上、講座の充実を図っていくとしている。
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